【2023年版】高く売れるプレミア付きファミコンソフト10選

《マリオシリーズ》や《ドラクエシリーズ》など、数多くの名作ソフトを排出してきたファミコン。
そんなファミコンのソフトが今、どんどんプレミア化してお店の買取価格が高騰してきているのをご存知でしょうか?
なかには買取価格が1万円以上になっているファミコンソフトもあるんです。
そこで今回はプレミア化されて買取価格が高いファミコンソフトをランキング形式で10本ご紹介します。
もし自分の持っているファミコンソフトの価値を知りたい場合は、レトログの買取価格表をご参考ください。
そもそもファミコンとは?
ファミコンとは、任天堂が1983年7月15日に発売した家庭用ゲーム機で、公式表記は《ファミリーコンピュータ》です。
ゲーム&ウオッチで成功し、その利益の大半を投入して開発されたゲーム機という話は有名ですね。
また、当時のゲーム開発は容量との戦いでした。ファミコンのスーパーマリオブラザーズはなんとわずか40キロバイトしかなく、これは携帯電話の待受画像一枚分程度の容量です。
なぜファミコンソフトはプレミア化する?
Nintendo Switchやプレステ4などの最新ゲームを購入している人なら分かると思いますが、ゲームソフトの買取価格は基本的に発売日から日が経つほど安くなる傾向にあります。
ではなぜ最新ゲームよりも昔に発売したファミコンソフトが高く売れるのか?
それはファミコンソフトのコレクターが増えたからです。ファミコンソフトのコレクターは日本だけでなく海外にも多くいるので、今ではもう発売されないゲームソフトを巡って、買取価格がどんどん上がっています。
高く売れるプレミア付きファミコンソフトランキングTOP10
それでは早速、2023年1月時点でのプレミア付きファミコンソフトをご紹介します10本ご紹介していきます。
第10位 魂斗羅(コントラ)
当時の発売価格:5,300円
現在の買取価格:7,000円
【作品紹介・高価買取理由】
同名アーケードゲームからの移植、アクションシューティングゲーム。うまくアレンジされていて傑作と言われています。
1988年というファミコン末期に発売されたのもプレミア化の要因だが、こうした評判の良さもプレミア化に一役買っていると言えます。
第9位 重力装甲メタルストーム
当時の発売価格:6,850円
現在の買取価格:14,300円
【作品紹介・高価買取理由】
このゲームの目玉は「重力反転」というギミックです。自分で自由に変更でき天井に張り付けます。ステージを進めるときにも役立つし、敵の攻撃を避けることにも使えたりします。今までのファミコンゲームの中でもだいぶ自由度が高く感じます。
1周目をクリアするとエキスパートモードが始まり、難易度は段違いに上がりますが真のエンディングを見るためにはクリアが必須です。グラフィックも完成度が高いので1周目はみんなが楽しめるゲームとなっていると思います。1周目は、ね。
ファミコンソフトの中でも末期のソフトのため当時は数が売れず、プレミア化しています。
第8位 まじかるキッズどろぴー
当時の発売価格:6,000円
現在の買取価格:17,500円
【作品紹介・高価買取理由】
ストーリーは1999年に突如現れた”悪玉帝国”に主人公どろぴーが立ち向かうというものです。ほぼロックマンです。オープニングやステージの合間にムービーがあり、どろぴーのかわいさにやられてしまった方も多いのではないでしょうか。
発売元のビック東海は、既にゲーム事業から撤退しており、バーチャルコンソールなどでの配信の見込みもありません。そのため、「まじかるキッズどろぴー」は希少性が高く、価値のあるソフトとなっています。
第7位 キャプテンセイバー
当時の発売価格:6,490円
現在の買取価格:26,500円
【作品紹介・高価買取理由】
主人公はシュワちゃ・・・ノバさんです。すごく似てるけど違います。「戦闘用サイボーグを開発したデルタ社を全破壊しろ!」という政府からの極秘司令を遂行するという内容。あれ?やっぱりターミネー・・・まさかね。
スーパーファミコンが市場に投入された後に発売されたソフトなので流通量が少なく、プレミア化しました。
第6位 高橋名人の冒険島4
当時の発売価格:6,380円
現在の買取価格:28,000円
【作品紹介・高価買取理由】
ファミコンで最後に発売されたソフトです!ファミコン史の大トリを飾るなんて高橋名人すごい。このシリーズはタレントの出るゲームとしてはとても良質で、アーケードゲーム「ワンダーボーイ」を移植したものです。
プレミア理由はもちろん流通量です。なにせハドソンのファミコンソフトの中では最も販売本数が少ないので・・・。
第5位 オーバーホライゾン
当時の発売価格:7,480円
現在の買取価格:34,000円
【作品紹介・高価買取理由】
すごく出来の良いシューティングゲームです!それぞれのボスの個性がわかりやすくて戦う前からワクワクします。難易度も低めで音楽も良し!素晴らしいゲームです。
ただし発売がファミコン末期ということもあり、次世代機であるスーパーファミコンもローンチタイトルをある程度出している時期でした。シンプルな作りのシューティングということもあり注目度はあまり高くなかったため、流通量が少なく、プレミア化しています。
第4位 バイオミラクルぼくってウパ
当時の発売価格:4,290円
現在の買取価格:36,500円
【作品紹介・高価買取理由】
なんと主人公は赤ちゃん!武器の名前は「ガラ=スウォード」(強そう) 生後1ヶ月でハイハイができるようになったスーパー赤ちゃんが魔獣ザイーに攫われた赤ちゃん達を救出するという物語です。
見た目がすごくかわいいです!ステージも文房具やミルク瓶を使ったかわいいステージばかり!でも仮に発売当時このソフトを見ていても僕は買わないと思う。ウパはファミコンディスクが先に発売されていたこともあり、プレミア化しました。
第3位 聖鈴伝説リックル
当時の発売価格:7,480円
現在の買取価格:40,100円
【作品紹介・高価買取理由】
ロックマン風のアクションゲームです。ロックマン1と2のメインスタッフが独立した会社が作ったゲームなので納得ですね。性能の違う4キャラを選んで操作できる点はTMNTを彷彿とさせます。
後期のファミコンあるあるで、後期のファミコンソフトは名作でも埋もれる事が多く、このリックルも当てはまり、今となっては貴重なソフトです。1992年発売でファミコン末期に発売されやはりプレミア化しました。
第2位 ギミック
当時の発売価格:6,200円
現在の買取価格:49,500円
【作品紹介・高価買取理由】
万人受けしない初見殺しの数々、ボスの異様な強さが印象的な高難度アクションゲームです。しかし、操作キャラクターの「ゆめたろー」がジャンプする度に口を大きく開ける姿にとても癒やされます。
サンソフトさんのファミコン後期作品は得てして、それほど注目されませんでした。理由は、当時はファミコンより次世代機がフィーチャーされていて、1990年代以降はそもそもファミコンをやっているユーザーが少なくなっていたからです。
しかし、近年再評価され、ゲームセンターCXでも取り上げられるなど10年ほど前からメキメキニーズを伸ばしてきており、ファミコンソフトのうち最も貴重なソフトのひとつになりました。
第1位 サマーカーニバル92「烈火」
当時の発売価格:4,980円
現在の買取価格:50,000円
【作品紹介・高価買取理由】
展開早い、ゲームスピード早い、敵多い。さすがのファミコンさんもこれにはびっくりです。ラスボスのスピード早い、弾数多い、ハイテンションなBGM。さすがのプレイヤーもこれにはびっくりです。ソフトの買取価格に私もびっくりです。
スーパーファミコン発売後に出たファミコンゲームということで、あまり世のゲーマーたちに注目されませんでした。
ゲーム性についても、「パターンを覚えて避ける、アドリブで避ける」などの従来のシューティングゲームの常識が通用せず、圧倒的高難易度という認識になってしまい、某ゲーム雑誌内で酷評されており、誰も購入しようとしなかった(ワゴンで投げ売りしているお店もあった)ことも理由のひとつです。
しかし、別のゲーム雑誌内で複数ページでの特集が組まれ、ゲーマー達に注目されたことで、改めて再評価され、プレミア価格がつきました。
ランキング圏外のファミコンソフトの買取価格は?
今回は1万円で売れるファミコンソフトをランキング形式でご紹介しましたが、他のソフトの価格はいくらくらいなのか気になりますよね?実はランキング圏外のファミコンソフトにも、まだまだ高値で売れるソフトはたくさんあるんです!
もしあなたが持っているレトロゲームソフトがいくらで売れるか気になったら、レトログの買取一覧表で確認してみてください。あなたは売れないと思っていても、レトロゲーム界隈では高く売れるということも少なくありません。
まとめ
上記ソフトを知っている方は相当レトロゲームを知っている方ではないでしょうか。
特にトップ3のソフトはレトログ内でも、年間で1本見ることができるかわからないレベルなので、見たときは査定士から感動の声が上がります。
しかし、このような古いゲームをもうすでにやらない人にとってみれば目からウロコな情報だったのではないでしょうか?今や古いゲームはレトロゲームとも呼ばれ、金額をみても分かる通りものすごいブームになっていて需要があがっています。なかには20万円を超えるゲームソフトも存在するとも・・・。