【2023年版】高く売れるファミコンソフト10選

《マリオシリーズ》や《ドラクエシリーズ》など、数多くの名作ソフトを排出してきたファミコン。そんなファミコンソフトが今、どんどんプレミア化してお店の買取価格が高騰してきているのをご存知でしょうか?なかには買取価格が1万円以上と、定価よりも高くなっているファミコンソフトもあるんです。
そこで今回はプレミア化されて買取価格が高いファミコンソフトを10本ご紹介します。
高く売れるファミコンソフトランキングTOP10
それでは早速、プレミア価格が付いているファミコンソフトをご紹介します。
※2023年5月時点での買取価格になります。
第10位 オーバーホライゾン
当時の発売価格:7,480円
現在の買取価格:34,000円
すごく出来の良いシューティングゲームです!それぞれのボスの個性がわかりやすくて戦う前からワクワクします。
難易度も低めで音楽も良し!素晴らしいゲームです。ただし発売がファミコン末期ということもあり、次世代機であるスーパーファミコンもローンチタイトルをある程度出している時期でした。
シンプルな作りのシューティングということもあり注目度はあまり高くなかったため、流通量が少なく、プレミア化しています。
第9位 地底戦空バゾルダー
当時の発売価格:6,000円
現在の買取価格:35,500円
アクション、シューティング、3Dシューティングの3要素が盛り込まれたアクションシューティングゲーム。
美少女「モービィ」が仲間達と地底探索タンクの「バゾルダー」に乗り込み、地底人に捕らわれてしまった父親を助け出すストーリー。
1991年とファミコン後期に発売されたこともあり、市場への出荷数が少なく、入手難易度の高いプレミアソフトとなっています。
第8位 悪魔城ドラキュラ
当時の販売価格:3,900円
現在の買取価格:36,000円
コナミが初めてディスクシステム版で悪魔城ドラキュラを投入し、7年後の1993年にカセット版が発売されました。
当時は、アーケード版でヒットし、ファミコンへ移植される流れが一般的でしたが、こちらはその逆で、ファミコンからアーケード版への逆移植が行われました。
ファミコン時代をよく知る方なら、書き出しを読んだだけでおわかりでしょう。そうです、1993年はファミコン超末期時代!人気タイトルといえど流通量は少なく、プレミア化しています。
第7位 ムーンクリスタル
現在の買取価格:41,000円
1992年といえば、ファミコンの末期に差し掛かっていました。末期のソフトということもあり、出荷本数が少なく、現在プレミア化しています。
ゲーム性に着目すると、発売元のヘクトは「将軍」や「囲碁指南」シリーズなどシミュレーションやアドベンチャーを中心に手がけていた会社で、アクションゲームはこの「ムーンクリスタル」が初めてになります。
アドベンチャーを手がけていただけあって、ビジュアルシーンを盛り込んだゲームとして評価されています。
第6位 聖鈴伝説リックル
当時の発売価格:7,480円
現在の買取価格:48,000円
ロックマン風のアクションゲームです。ロックマン1と2のメインスタッフが独立した会社が作ったゲームなので納得ですね。
性能の違う4キャラを選んで操作できる点はTMNTを彷彿とさせます。後期のファミコンあるあるで、後期のファミコンソフトは名作でも埋もれる事が多く、このリックルも当てはまり、今となっては貴重なソフトです。1992年発売でファミコン末期に発売されやはりプレミア化しました。
第5位 ギミック
当時の発売価格:6,200円
現在の買取価格:49,500円
万人受けしない初見殺しの数々、ボスの異様な強さが印象的な高難度アクションゲームです。しかし、操作キャラクターの「ゆめたろー」がジャンプする度に口を大きく開ける姿にとても癒やされます。
サンソフトさんのファミコン後期作品は得てして、それほど注目されませんでした。理由は、当時はファミコンより次世代機がフィーチャーされていて、1990年代以降はそもそもファミコンをやっているユーザーが少なくなっていたからです。
しかし、近年再評価され、ゲームセンターCXでも取り上げられるなど10年ほど前からメキメキニーズを伸ばしてきており、ファミコンソフトのうち最も貴重なソフトのひとつになりました。
第4位 スノーブラザーズ
当時の発売価格:7,480円
現在の買取価格:48,000円
「究極タイガー」や「TATSUJIN」などのシューティングゲームで知られる東亜プランが、ファミコン第一作目として発売した「スノーブラザーズ」。
そして東亜プランの倒産によって、この第一作がそのまま最終作となってしまったこともあり、プレミアソフトとなっています。
操作性のシンプルさ、2人同時プレイが可能、易しめの難易度等、誰でも手軽に楽しめるような点が評価されていることも買取価格が高い理由のひとつです。
第3位 バイオミラクルぼくってウパ
当時の発売価格:4,290円
現在の買取価格:65,000円
なんと主人公は赤ちゃん!武器の名前は「ガラ=スウォード」(強そう) 生後1ヶ月でハイハイができるようになったスーパー赤ちゃんが魔獣ザイーに攫われた赤ちゃん達を救出するという物語です。
見た目がすごくかわいいです!ステージも文房具やミルク瓶を使ったかわいいステージばかり!でも仮に発売当時このソフトを見ていても僕は買わないと思う。ウパはファミコンディスクが先に発売されていたこともあり、プレミア化しました。
第2位 サマーカーニバル92「烈火」
当時の発売価格:4,980円
現在の買取価格:75,000円
展開早い、ゲームスピード早い、敵多い。さすがのファミコンさんもこれにはびっくりです。ラスボスのスピード早い、弾数多い、ハイテンションなBGM。さすがのプレイヤーもこれにはびっくりです。
ソフトの買取価格に私もびっくりです。スーパーファミコン発売後に出たファミコンゲームということで、あまり世のゲーマーたちに注目されませんでした。ゲーム性についても、「パターンを覚えて避ける、アドリブで避ける」などの従来のシューティングゲームの常識が通用せず、圧倒的高難易度という認識になってしまい、某ゲーム雑誌内で酷評されており、誰も購入しようとしなかった(ワゴンで投げ売りしているお店もあった)ことも理由のひとつです。
しかし、別のゲーム雑誌内で複数ページでの特集が組まれ、ゲーマー達に注目されたことで、改めて再評価され、プレミア価格がつきました。
第1位 バトルフォーミュラ
当時の発売価格:6,200円
現在の買取価格:76,500円
スーパーファミコンが登場して1年が経過した後にファミコンで発売されたソフトであった為、ファミコン向けとは思えないクオリティに仕上がっており、ファミコン末期の名作となっています!
発売時には既に次世代機のスーファミが主流になっていたため、圧倒的な流通量の少なさからプレミア化しています。しかしながら、それだけが理由ではなく、ゲーム自体の評価が高いことも関係しているでしょう。
ファミコンとは思えないほどの操作性やグラフィック、そしてカーチェイスとシューティングを組み合わせたゲーム性の面白さ。ソフト開発チームの皆さんはスーパーファミコンソフトに負けないようにと作り込んでいたんでしょうか、チームの熱い情熱が感じられる一本となっています!
なぜファミコンソフトはプレミア化しているのか
Nintendo Switchやプレステ4などの最新ゲームを購入している人なら分かると思いますが、ゲームソフトの買取価格は基本的に発売日から日が経つほど安くなる傾向にあります。
ではなぜ最新ゲームよりも昔に発売したファミコンソフトが高く売れるのか?それはファミコンソフトのコレクターが増えたからです。ファミコンソフトのコレクターは日本だけでなく海外にも多くいるので、今ではもう発売されないゲームソフトを巡って、買取価格がどんどん上がっています。
ランキング圏外のファミコンソフトの買取価格は?
今回はプレミア化して高く売れるファミコンソフトをご紹介しましたが、他のソフトの買取価格はいくらくらいなのか気になりますよね?実はランキング圏外のファミコンソフトにも、まだまだ高値で売れるソフトはたくさんあるんです!
もしあなたが持っているレトロゲームソフトがいくらで売れるか気になったら、レトログの買取一覧表で確認してみてください。あなたは売れないと思っていても、レトロゲーム界隈では高く売れるということも少なくありません。
まとめ
上記ソフトを知っている方は相当レトロゲームを知っている方ではないでしょうか。特にトップ3のソフトはレトログ内でも、年間で1本見ることができるかわからないレベルなので、見たときは査定士から感動の声が上がります。
しかし、このような古いゲームをもうすでにやらない人にとってみれば目からウロコな情報だったのではないでしょうか?今や古いゲームはレトロゲームとも呼ばれ、金額をみても分かる通りものすごいブームになっていて需要があがっています。なかには20万円を超えるゲームソフトも存在するとも・・・。