SNK40周年!SNKの人気格闘ゲームシリーズの買取価格は?

2018年にアーケードや家庭用ゲーム機ネオジオなどで人気を博したSNKが創立40周年を迎えましたね!

KOF、餓狼、龍虎、サムスピ…様々なシリーズの格闘ゲームを作ってきたSNKの作品についてご紹介していきます。

ネオジオ以前のSNKのゲーム

SNKといえば、KOFや餓狼伝説、龍虎の拳、サムライスピリッツなどの格闘ゲームや、メタルスラッグなどのアクションシューティングゲームが有名ですが、これらは全てネオジオから発売されていた90年代のゲームです。

40周年ですので、90年代以前にも当然様々なゲームを開発していました。ネオジオ系のソフトは元々アーケードで稼働していたものも多いですが、ネオジオ以前にもアーケードゲームを多数開発していました。

KOFにも登場するラルフやクラークを主人公とした「怒」シリーズや、同じくKOFに登場する麻宮アテナの先祖であるアテナ姫を主人公とした「アテナ」などはファミコンにも移植されましたね。

このように、ネオジオ以前にも家庭用ゲームへの移植は何度か行っていました。

移植以外でいえば「ファミコン名人戦」や「ゴッドスレイヤー はるか天空のソナタ」などが有名でしょうか。

特にゴッドスレイヤーについてはSNKの中では割と珍しい王道のストーリー性があるゲームだと思いましたね。

格闘ゲームの歴史を支えたSNK

先述したゴッドスレイヤーが発売された1990年以降、SNKはアーケード基盤であるMVSを中心にゲームの開発を進めました。

90年代の初期は格闘ゲームはあまり開発しておらず、主にアクションゲームがメインでした。

この頃はなかなか高難易度のゲームが多く、特に筆者が印象に残っているのは90年に稼働を開始した「ニンジャコンバット」ですね。

主人公が忍者っぽい衣装を着てるのに全然忍ぶ気もないアクションをするというインパクトもさながら、敵の攻撃の苛烈さなども強烈なゲームでしたね。

93年以降は餓狼伝説や龍虎の拳などを皮切りに様々な格闘ゲームを開発してきました。

ライン移動によるシステムが特徴の餓狼伝説シリーズ、一撃必殺とも言える超必殺技を初めて導入した龍虎の拳シリーズ、3VS3による控えキャラの援護攻撃が可能なキング・オブ・ファイターズシリーズなど、カプコンにも決して引けを取らない様々な格闘ゲームを生み出してきました。

格闘ゲームの黄金期はSNKなくしてはあり得なかったと思います。

格闘ゲームの低迷とSNKのその後

黄金期を迎えた格闘ゲームも、新作を出すにつれて新たなシステムの導入による複雑化と、マンネリ化によって低迷期を迎えることとなります。

特に複雑化しているシステムやコマンドは初心者にとってはなかなか難しいものであったのも衰退の原因だと思います。

コマンドを練習することで覚えていくのも一つの醍醐味だと思うので一概に悪いとは言い難いのが難しいところですね…今でも一部の超必殺技のコマンド入力の難易度の高さは語り草になることも多いです。

餓狼伝説のギースのレイジングストームや、ローレンスのブラッディフラッシュなどが有名な部類でしょうか。ガロスペプレイヤー上級者がこれらの技を平然と出しているのを見ると思わず感嘆しましたね。

格闘ゲームを中心にしていたSNKも格闘ゲームの低迷の影響を受けてしまい、2001年に一度倒産することとなってしまいます。

その後は版権などの法務を担当していたプレイモアが2代目SNKとして業務を引き継ぐこととなりました。

それ以降は従来の格闘ゲームだけでなく、パチスロ事業への参入やサードパーティとして様々なジャンルのゲームを開発することとなります。

そしてSNK40周年を迎えた2018年には記念としてこれまでの作品にスポットを当てた様々な企画を行っています。

SNK系の買取価格は?

※掲載の価格は2024年9月現在の買取価格です。汚れや傷の程度により、減額の対象となる場合がございます。

レトログでも現在レトロゲームであるネオジオ系のゲームはもちろん取り扱っていますので、今回はそんなSNK系のソフトの買取についてご紹介させていただきます!

ネオジオROMソフトの買取相場

ザ・キング・オブ・ファイターズ98

ザ・キング・オブ・ファイターズ98/ネオジオソフト

レトログ:12,000円

KOFシリーズの5作目にあたります。

94~97までは、バグやキャラ間の格差、技の威力やコンボなどで大味なバランス調整などが見られました。

また、それまで続いていた一連のストーリーには区切りがつけられ、このKOF98はストーリーもなく純粋なオールスターゲームとして楽しむことが出来ます。

多くのキャラクターが参戦したにもかかわらず、キャラ間の格差がある程度まで縮まったことで格闘ゲームとしての評価は非常に高いです。

サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣

サムライスピリッツ斬紅郎無双剣/ネオジオソフト

レトログ:5,000円

サムライスピリッツシリーズの3作目にあたります。

先程のKOF98ではバランスの良さを特徴として挙げましたが、斬紅郎無双剣はその逆を行くほどの大味なバランスが特徴です。

サムスピシリーズは他のSNKの格闘ゲームとは違うのが武器を持っている点です。それを考慮してか、非常に一撃が重いのですが、斬紅郎無双剣ではそれが更に顕著になっており、体力ゲージで優勢でも決して油断できない仕様になっています。

全キャラクターに何かしらの強烈な要素があるので、ある意味バランスは保たれていると感じる方もいるかもしれませんね。

リアルバウト餓狼伝説

リアルバウト餓狼伝説/ネオジオソフト

レトログ:6,738円

餓狼伝説シリーズの5作目にあたります。

先述した格闘ゲームのシステムの複雑化が餓狼伝説3では非常に進んでいました。

複雑化したシステムを見直し、新たなシステムを搭載したのがこのリアルバウト餓狼伝説です。

 

餓狼伝説3では複雑なシステムに加えて、永久パターンも多かったこと、コマンドも難しいなど、様々な欠点が見られましたが、本作では永久パターンもほぼなくなり、キャラ間の格差も縮まったことで遊びやすさが格段に増しました。

また、新たな要素としてエリア外に出されたら負けになるリングアウトの要素も当時ではなかなか斬新でしたね。ステージの細かいギミックにも注目です。

まとめ

いかがでしょうか。今回はSNK40周年ということで、SNKの歴史や人気シリーズのソフトについてご紹介させていただきました。

また、レトログではその他にもネオジオに関する記事を掲載していますので、是非ご覧下さい!

 

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