「ロックマン」シリーズの歴史や買取価格を紹介

ファミコン/ロックマン

カプコンが誇る人気アクションゲーム「ロックマン」シリーズ。

今でもNintendo Switchで新作が出ていますね。しかもあの「スマブラ」にも参戦を果たしており、さらなる活躍が期待されています。

ただ一言にロックマンといっても実はロックマンにもいろいろなシリーズがあります。「X」だったり、「ゼロ」だったり、「エグゼ」だったり。

今回はそんな「ロックマン」シリーズの歴史や各ソフトの買取価格について紹介します。

「ロックマン」シリーズの歴史

「ロックマン」は人気のシリーズということもあり、非常に多くのタイトルを発売しています。

それでは早速「ロックマン」シリーズの歴史について見ていきましょう。

ロックマン(ファミコン)

ファミコン/ロックマン

最初の「ロックマン」は、1987年12月17日にファミコンで登場しました。

ストーリーを見ると、ロックマンはもともとお手伝い用のロボットでしたが、世界征服を企む悪の科学者「Dr.ワイリー」によって改造された兄弟ロボットに立ち向かうため、「ライト博士」に頼んで自らを戦闘用へと改造してもらった…という経緯があります。

戦闘用となったロックマンは、ロックバスターと倒した敵の特殊な能力を武器として使うことで戦います。他にも彼をサポートする動物型ロボットである「ラッシュ」「ビート」「エディ」などがいます。これがナンバリングシリーズ全体を通したロックマンの特徴ですね。

当時は今と比べると比較的高難易度なアクションゲームでした。特に初代はその傾向が強かったです。ファミコン版はそれが魅力でもありましたが。ただしイエローデビル、貴様は駄目だ。

ナンバリングで最新である「11」もこれまでのシリーズを踏襲しつつ、ロックマンの新しい強化システムなどが登場しましたが、ある程度高めの難易度に仕上がっています。そしてどのボスもかなり個性的なものが多く、倒した敵の特殊能力で戦うというのも熱い展開ですよね。

そしてある種のお約束となっているのが、「大体Dr.ワイリーが黒幕である」ということですね。「2」からは結構あの手この手で正体がすぐにバレないようになっているはずなのですが、大体のプレイヤーはシリーズを重ねていく毎に「どうせワイリーが黒幕だろ」「負けたらジャンピング土下座するんだろ」と薄々感じるようになっていたのでは?

というか筆者もロックマンの新作出るたびにそう思っていました。

リメイクとしてゲームボーイで「ロックマンワールド」、3DS以降の様々な機種で「ロックマン クラシックス コレクション」などがありますね。

ロックマンX(スーパーファミコン)

ロックマンX/スーパーファミコンソフト

舞台は「ロックマン」の世界から100年後の世界となっています。主人公である「エックス」は「ロックマン」シリーズで登場したライト博士によって開発されました。「悩んだり考えたりして行動をする」という人間らしい機能を備えたロボットです。

「X」の世界では主人公である「エックス」のデータを基にした「レプリロイド」というロボットたちと人間が共存しています。しかしこの「レプリロイド」たちも人間のように犯罪に手を染める者たちが現れてきました。作中では「イレギュラー」と呼ばれています。

こうした「イレギュラー」達に対抗しているのが「エックス」と赤いロボット「ゼロ」です。彼らはレプリロイドたちを率いて反乱を起こした「シグマ」の野望を阻止すべく戦っています。

ここまで「X」の世界観を簡単にまとめましたが、従来のシリーズと比べるとどこか重い雰囲気の漂うシナリオになっています。人間が作ったロボットが自らの意思で反乱を起こすというのはSFの中でも王道の展開ですよね。

個人的にはかの有名な映画「ブレードランナー」を彷彿とさせる展開だと思っています。ロボットを止めるのは結局ロボットである点とか…

アクションゲームとして比較すると、これまでの「ロックマン」の特殊武器などのシステムを受け継ぎつつ、更に新しいアクションを加えたのが「X」だと思います。なんといっても本シリーズでは当たり前となっている「壁蹴り」と「ダッシュ」は外せませんね。

本シリーズをとてもスタイリッシュなアクションゲームたらしめるのはこの2つがあってこそです。

他にも強化パーツといったものなどもあり、エックス自身も成長していくようになっています。スピード感のあるスタイリッシュアクションを体感したければ本シリーズをプレイするのがおすすめです。続編出ねえかなあ…X9待ってるぞ!

ロックマンエグゼ(ゲームボーイアドバンス)

ロックマンエグゼ/ゲームボーイアドバンスソフト

ロックマンエグゼは先述した2つのシリーズとは完全に違う世界線で、この世界はコンピュータネットワークが発達した近未来社会という設定。現実世界と電脳世界を行き来しながら進めていくゲームです。

現実世界では人間が、電脳世界では人格があるプログラム「ネットナビ」がそれぞれ存在。このネットナビの一人に「ロックマン」がいます。そしてロックマンをオペレートしていくのが主人公の「光熱斗」です。

熱斗とロックマンが様々な人やナビの力を借りながら現実と電脳世界に蔓延る悪に立ち向かうシナリオです。主人公が小学生ということもあり、基本的には勧善懲悪ものの王道的な展開で進んでいき、演出もコミカルに仕上がってはいるのですが、結構敵組織はエゲツない行為を平然と行っています。

例えば初代ではナビを使って放火したり、主人公を洗脳しようとします。「2」ではダムを爆破したり。なかなか犯罪の規模としては結構デカイことやってます。とまあそういう感じなので、それを6作にも渡って阻止している熱斗くんはもう世界の英雄ですね。ちなみに彼は小学生です。

システムとしては、これまでのアクションとは全く違うものとなっており、完全に別のゲームです。RPGのようなエンカウント方式をとっており、縦3マス×横6マスのバトルフィールドでバトルチップと呼ばれる武器で様々な技を使ってバトルをします。カードゲームにアクション要素を加えたような形ですね。

これまでのゲームにはないシステムで、今でも通信対戦をして楽しんでいるプレイヤーもいます。個人的にはめちゃくちゃリメイクして欲しいシリーズです。もう一回PA集めしたいぞ。セレナードのソウルユニゾンみたいぞ。

こちらは「流星のロックマン」として続編が出ています。「エグゼ」を未プレイでも問題ない仕上がりになっています。

ロックマンゼロ(ゲームボーイアドバンス)

ロックマンゼロ/ゲームボーイアドバンスソフト

「X」シリーズでも登場した人気キャラクター「ゼロ」を主人公とし、「X」のさらに100年後という設定です。

「X」でも主役を張っていたゼロですが、「X」時代はところどころに熱い感情を秘めており、自身の過去と苦悩する部分もあって人間らしい部分も見られましたが、本作でのゼロはずっと封印されていたところを目覚めさせられたことにより、過去の記憶がない状態でした。そのため、感情があまり感じられないようなクールキャラになっています。

しかし次第に信じている仲間たちのために信念を貫く場面が増えていき、「X」で悩んでいた彼はどこにもいません。こうした心の変化が本シリーズの魅力ですね。

アクションゲームとしては基本的な部分は「X」シリーズのものを踏襲していながらも、様々な武器を駆使して戦うようになっています。

「X」シリーズでも使っていたゼットセイバーを筆頭に、個性的なものが揃っています。もちろん壁蹴りやダッシュも健在です。「X」シリーズから更にスタイリッシュなハイスピードアクションを楽しめますね。

このシリーズでは自分のプレイ内容によってランク付けや称号がつけられたりするのが特徴です。チンタラしてると「ドンソクのセンシ」とか言われます。特に初代はあんまりにもひどいと「オンボロ」だの「テツクズ」だの「ムノウ」だの言われます。ひどい。難易度的には結構シビアなのに。

ちなみに「ゼロ」シリーズの続編として「ロックマンゼクス」がDSで発売されています。こちらも続編がしばらく出ていませんが…やっぱり「X9」を…

「ロックマン」シリーズの買取価格

ここまで「ロックマン」シリーズの歴史について紹介してきましたが、買取価格はいくらなのでしょうか。リメイクなども含めてご紹介します。

ロックマン(ファミコン):14,400円
ロックマン2(ファミコン):7,498円
ロックマン3(ファミコン):1,500円
ロックマン4(ファミコン):1,190円
ロックマン5(ファミコン):1230円
ロックマン6(ファミコン):3,037円
ロックマン&フォルテ(スーファミ):3,400円
ロックマンX(スーファミ):1,900円
ロックマンX2(スーファミ):1,983円
ロックマンX3(スーファミ):2,300円
ロックマン7 宿命の対決(スーファミ):1,571円
ロックマンズサッカー(スーファミ):1,043円
ロックマン メガワールド(メガドライブ):13,500円
スーパーアドベンチャーロックマン(セガサターン):9,110円
ロックマンワールド(ゲームボーイ):1,500円
ロックマンワールド2(ゲームボーイ):2,200円
ロックマンワールド3(ゲームボーイ):2,300円
ロックマンワールド4(ゲームボーイ):3,500円
ロックマンワールド5(ゲームボーイ):1,600円
ロックマンX サイバーミッション(ゲームボーイカラー):1,200円
ロックマンX ソウルイレイザー(ゲームボーイカラー):1,632円
ロックマン&フォルテ(ワンダースワン):3,963円
ロックマンエグゼ(ワンダースワンカラー):5,000円
ロックマンDASH 鋼の冒険心(N64):1,513円
ロックマン バトル&ファイターズ(ネオジオポケット):7,100円
ロックマンエグゼ3 ブラック(GBA):982円
ロックマンエグゼ バトルチップGP(GBA):172円
ロックマンゼロ2(GBA):290円
ロックマン&フォルテ(GBA):860円
ロックマンゼクス(DS):10円
ロックマンゼクス アドベント(DS):10円
ロックマンエグゼ オペレートシューティングスター(DS):417円
流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ(DS):100円
流星のロックマン2 ベルセルク×ダイナソー(DS):345円
流星のロックマン3 レッドジョーカー(DS):1,500円
流星のロックマン3 ブラックエース(DS):1,326円
ロックマンエグゼ 5DSツインリーダーズ(DS):900円
ロックマンゼロ コレクション(DS):10円
ロックマン クラシックスコレクション(3DS):457円

※掲載の価格は2024年9月現在の買取価格です。汚れや傷の程度により、減額の対象となる場合がございます。

「ロックマン」シリーズを売るにはどの方法が一番おすすめ?

いざ「捨てるのはもったいない!買取してもらおう!」と思っても、「どこで売るのがいいんだろう…」と思いますよね。

一言でレトロゲームを売ると言っても、実店舗やネット買取という括りだけでなく、最新ゲームを中心に取り扱っている店舗など、お店によってもその性質は様々です。

リサイクルショップで売る

「処分するくらいなら売ろうかな」と考えた場合、リサイクルショップに売るのは候補の一つです。

ゲーム以外にも扱っているので他にも処分したいものがあれば一度に処分することができます。

ただし、ゲームを専門としていないので、買取価格には期待できない場合が多いです。また、レトロゲームを買取対象外としているところもあるので注意が必要です。

注意したい点として、動くかどうか分からないゲームや故障しているゲームは買い取って貰えないこともあります。その場合は売れなかったゲームを家に持って帰ってきて、自分で処分する必要があります。

持っていくだけで売れる、その場で現金化できるという利点がありますが、買取価格が安い、大量の場合持っていくのが面倒、レトロゲームの場合は買取不可の場合があります。

近所のゲームショップで売る

「ゲーム機なんだからゲームショップに売ればいいじゃん」と考える方も多いと思います。

ゲームショップによっては得意なゲームと不得意なゲームがあるので、事前にどんなゲームが得意なのか調べておく必要がありますね。

また、動くかどうか分からないゲームや故障しているゲームは買い取って貰えないこともあります。その場合は売れなかったゲームを家に持って帰ってきて、自分で処分する必要があります。

たいてい新しいゲームは良い買取価格がつきますが、レトロゲームは買取対象外の場合があります。

オークションで売る

オークションもフリマアプリ同様、ゲーム機を売ることが出来る方法です。 オークションであれば、価値がわからなくても勝手に値段がつり上がってくれることもあります。

タイミングによってはほとんど入札が入らず終わる場合もありますね。

フリマアプリで売る

フリマアプリで売ることも候補の一つだと思います。フリマアプリであれば、自分で価格を設定することが出来るので、お金の面を考えると一番良い方法かもしれません。

ただし、出品準備、価格交渉、梱包発送などやることが多くて面倒、手数料が取られるという問題があります。

宅配買取で売る

宅配買取では、簡単ですぐに申し込めることが出来ます。結果も全てネットでわかるようになっているので、全て家で完結することが出来ます。

まとめ

いかがでしょうか。ロックマンと一言でいっても沢山のシリーズがあります。最近ではお祭り作品などで初めて知ったという方もいるかもしれません。

特にスマブラに参戦した際に最後のきりふだでこれまでのシリーズのロックマンが全員集合した「ロックマンスペシャル」は感涙モノでした。

これからもカプコンの顔であり続けてほしいものです。