「ドラゴンクエスト」シリーズの歴史と買取価格を紹介

ドラゴンクエスト/ファミコンソフト

ファミコンで初めてRPGゲームとして登場した「ドラゴンクエスト」。恐らく日本で一番有名なRPGなのではないでしょうか。

オープニングなどで使われる「序曲」はCMなどでも多く使われるので、ゲームは知らないけどこの曲は知ってるという人もいると思います。

そこで今回は「ドラゴンクエスト」シリーズの歴史や各ソフトの買取価格についてご紹介していきたいと思います。

「ドラゴンクエスト」シリーズの歴史

まずは早速、「ドラクエ」シリーズの歴史を見ていきましょう。

「ナンバリングドラクエ」シリーズ

ドラゴンクエスト/ファミコンソフト

ドラクエにも様々な派生シリーズがありますが、シリーズを代表するのはやはりナンバリングシリーズでしょう。

たたかうや呪文や特技、アイテムを駆使するのはどのナンバリングでも変わりませんが、実は初代では特技が存在せず、戦うと呪文とアイテムしかありませんでした。しかも主人公だけの冒険で、敵も1体ずつしか出ません。2以降は仲間も増え、シリーズによってはモンスターを仲間にすることも出来ます。

どのシリーズでも大体ラスボスは魔王なのも特徴ですね。初代は魔王といっていいかは微妙なところですが。なかには正々堂々ではない狡猾な魔王もいますね。6のデスタムーアなんかは人間を追い詰めるために徹底した手段をとってきます。自分を脅かす存在を封印したり、夢や希望を奪っていくなど。ダークドレアムにボコボコにされるけど…

ドラクエは呪文の名前も特徴的ですよね。他のRPGにはないネーミングで、今となってはいかにもドラクエっぽいという気がします。メラはメラメラ燃えるからメラというそうですよ。

職業システムも外せませんね。3で初登場して4、5で消えて6で復活して8でまた消えて9で復活と結構目まぐるしいですが。4,5では転職こそできないものの、肩書が職業のような感じになっているので印象は薄くありません。戦士や武闘家といった物理攻撃系から、魔法使いといった魔法系、サポートに特化した僧侶などはシリーズおなじみです。

そして、なかにはモンスターに転職できるシリーズもあります。しかもフィールド上の見た目もモンスターになるシリーズもあります。どういう仕組みなんでしょうか…場合によっては街に魔物が平然と歩くシュールな光景も見られます。

とまあ結構変わった要素も多いのがドラクエの面白いところですよね。

「ドラクエモンスターズ」シリーズ

テリーのワンダーランド/ゲームボーイソフト

本シリーズはドラクエ6のキャラクター「テリー」を主人公にした「テリーのワンダーランド」シリーズが最初です。

ナンバリングシリーズでもモンスターは仲間に出来ましたが、人間キャラと同じように成長していき、育成するというよりかは一緒に修行すると言ったほうが近いですね。仲間にできる種類もかなり限定されていましたし。

本作では沢山の種類のモンスターを仲間にすることができ、モンスターだけでパーティを組んで冒険するというシステムです。「なんと〇〇がおきあがりなかまになりたそうにこちらをみている。」のメッセージはおなじみですね。

そしてナンバリングにはない育成方法としては「配合」ですよね。モンスター同士をかけあわせて新しいモンスターが生まれるシステムです。組み合わせによって様々なモンスターが生まれたりし、自分でいろいろな組み合わせを見つけていく必要があります。これがまた奥深い。

配合の果てにはシリーズのラスボスまで仲間になるのはびっくりです。大丈夫かこの世界。通信して対戦するのも醍醐味です。このあたりはポケモンとも共通しますね。

「不思議のダンジョン」シリーズ

トルネコの大冒険/スーパーファミコンソフト

不思議のダンジョンといえば様々な媒体で登場していますね。風来のシレンしかりチョコボしかり、ポケモンしかり。世界樹の迷宮にもありますね。このシリーズの元祖は「トルネコの大冒険」なのです。

特徴としては、入るたびにダンジョンの構造が変化するという点ですね。落ちているアイテムの配置、隠された罠の配置、次の階への階段の配置、敵の配置などがランダムで決定します。

そしてRPGといえば武器と防具やアイテムがあるものですが、本作では大体現地調達です。これらを集めるよう意識しないと敵にボコボコにされます。とはいえこれらの出現も運です。「結構探したけど武器がない」とかもフツーにあり得ます。

他にもHP以外に満腹度というステータスがあり、これが0になるとHPがどんどん減っていきます。食料難もこのゲームの恐ろしさです。

そして、このゲームは完全なターン制で、1マス歩いたり、1度攻撃したりとあらゆる行動が1ターンとなっています。敵が近くにいた時には考えて動かないとエライ目に遭います。もちろんうまく立ち回れば一方的に追い込むこともできます。

ここまで聞くと難しいゲームだと思いますよね。実際難しいです。このゲームはターン経過の関係で考えて動かなければならないというシステムもさることながら、最終的には運が悪いとどうしようもないというところです。運が悪ければ敵に対処できなくてやられる、敵の攻撃もいやらしいなど、死ぬ要因は様々です。

とはいえ、ランダム性が強いので、同じダンジョンをプレイしているという感覚がないことから、何度プレイしても飽きない中毒性がこのシリーズの魅力です。

トルネコはお宝に目がないという設定があるので、こうしたランダム性の高いダンジョンに眠るお宝とは相性がいいですよね。ドラクエにはこれ以上適したキャラが他にあまりいないですし。後に8のキャラクター「ヤンガス」が主人公となる作品も出てきます。

「ドラゴンクエスト」シリーズの買取価格

ドラゴンクエスト(ファミコン):2,500円
ドラゴンクエスト1・2(スーファミ):500円
ドラゴンクエスト2(ファミコン):1600円
ドラゴンクエスト3(ファミコン):800円
ドラゴンクエスト3(スーファミ):540円
ドラゴンクエスト3(ゲームボーイカラー):580円
ドラゴンクエスト4(ファミコン):500円
ドラゴンクエストモンスターズ1・2(プレステ):985円
トルネコの大冒険 不思議のダンジョン(スーファミ):285円

※掲載の価格は2024年9月現在の買取価格です。汚れや傷の程度により、減額の対象となる場合がございます。

まとめ

最近ではドラクエ11のNintendo Switch版が発売されていますね。3部構成というシリーズを通しても珍しい作品です。

細かいところでこれまでのシリーズの小ネタが仕込まれているので、ドラクエファンは是非プレイしてほしいですね。

もうとっくにやってるだろという野暮なツッコミはなしで。