PCエンジン CD-ROM2の買取価格はいくら?どのお店で売ればいい?
多くのゲーム機が大容量のCD-ROMに移行する流れを見せていましたが、先駆けてNECがPCエンジンで開発したのがCD-ROM2です。CD-ROMをゲームとしたプラットフォームはこのCD-ROM2が世界初と言われています。
今回はそんなCD-ROM2についてご紹介させていただきます。
そもそもCD-ROM2は買取してもらえるの?
これはその他のPCエンジン系にも言えることですが、PCエンジンシリーズは本体から周辺機器までの種類が非常に多岐に渡るもので、これは他のハードと比べてもかなり多い部類に入ります。
これらが全て対象となるとかなり扱いは難しいですね。
CD-ROM2はなかなか買取してもらえない
種類が多くて扱うのが大変なだけでなく、世界初のCD-ROM採用機ということもあり、読み込み不良といった故障もそれなりに見られます。そういった事情から買取していないショップもありますね。
買取してもらうならレトロゲーム専門店を選ぼう
PCエンジン系も様々なものがありますが、レトログではCD-ROM2はもちろん買取の対象としております!
本体やソフト、周辺機器などなんでもお送り下さい!
CD-ROM2の買取価格はいくら?
※掲載の価格は2024年9月現在の買取価格です。汚れや傷の程度により、減額の対象となる場合がございます。
CD-ROM2系の買取価格はどれくらいになるのでしょうか?
本体やソフトの価格についてご紹介いたします。
CD-ROM2の本体系の買取相場
PCエンジン CD-ROM2
PCエンジンの中でCD-ROM採用機として初めて発売されたのがこのCD-ROM2のCDR-30タイプです。
こちらのタイプは起動するために別途インターフェイスユニットと呼ばれるものが必要になってきます。であれば同時に発売したほうがユーザーにとっては楽なのではないかと思いますが、当時の税金の仕組みの関係から節税のために別々にして販売していたと言われています。(結局あとで一体型も発売されましたが…)
今ではCD-ROMのゲームなんて珍しいものではありませんが、この当時はゲーム会社がしのぎを削っている時代でしたので、やはり世界初というワードがとてもインパクトのあるものだったと記憶しています。
インターフェイスユニット
このインターフェイスユニットはPCエンジンとCD-ROM2を接続することで、CD-ROM2のゲームソフトを遊ぶことができます。
ただ接続に必要なものというだけではありません。当時PCエンジンのゲームソフトはセーブするためにはかならず別売りの天の声などのバックアップに必要な周辺機器が必要でしたが、インターフェイスユニットは標準でバックアップRAMが内蔵されています。CD-ROM2のゲームはこれまで以上にボリュームも多いので、こうしたセーブ機能が標準で内蔵されているのは有り難いですね。
ちなみにインターフェイスユニットによるバックアップは本体に接続しているときに充電して保存するというシステムを取っているので、長期間遊ばないでいるとデータは消えてしまいます。
SUPER CD-ROM2
従来のCD-ROM2から更にスペックを向上させたのがこのSUPER CD-ROM2です。インターフェイスユニットなどを含めたCD-ROM2と比べると非常にコンパクトになっています。
コンパクトになっただけでなく、スペックの向上により読み込みの速度も速くなっています。なによりもこれまではシステムカードやインターフェイスユニットなど、いろいろな機器がごちゃごちゃしているという印象がどうしてもありましたが、こちらはPCエンジンと接続するだけで良いというのもポイントです。
また、後に発売される一体型のゲーム機であるDuoシリーズでもスーパーグラフィックスのソフトは出来ないので、スーパーグラフィックスとこのSUPER CD-ROM2があれば全てのPCエンジンのソフトが遊べるということになります。(Duoで十分という声の方が多いでしょうが…)
CD-ROM2のソフト系の買取相場
精霊戦士スプリガン
このゲームソフトはナグザットが主催していたゲームイベント「サマーカーニバル」の第1回でも使用されたソフトです。
サマーカーニバルといえばファミコンの「烈火」や、同じPCエンジンの「アルザディック」や「ネクスザールスペシャル」などがありますね。いずれも貴重なゲームソフトです。
この精霊戦士スプリガンもその例に漏れず貴重ですね。
本作のシステムは、「精霊球」と呼ばれる4色のアイテムがあるのですが、それらの組み合わせで、パワーアップの仕方が変わるので、自分の進めやすい方法で取る必要があります。
29種類も組み合わせがあるので、どれが自分にとって使いやすいかを実際に試して調べてみる楽しみ方が出来ます。ファンタジーとシューティングが上手く融合した面白い一作です。
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻
タイトルのXが表すとおり、本作は悪魔城シリーズの10作目にあたります。そしてCD-ROM媒体ではシリーズ初の登場です。
ファミコンの悪魔城伝説のように、複数のキャラクターでプレイすることが可能です。主人公のリヒターと、隠しキャラのマリアが使えますね。
特にマリアは12歳の女の子ながら主人公のリヒターよりも使いやすいという破格の性能なので初心者にはおすすめですね。悪魔城シリーズは高難易度が伝統のゲームなのでこうした救済措置はライトユーザーには嬉しいです。
Nintendo Switchの「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」にも本作のリヒターが参戦していますね。
ウィンズ・オブ・サンダー
こちらも先述の精霊戦士スプリガンのようにファンタジーとシューティングが融合した作品です。
本作は「ロックマン」のように、ステージを選択し、攻略する順番は自由に決めることが出来ます。ステージを始める前に4つの属性の鎧を選択します。火・水・地・風の4つです。
属性によって、攻撃が変化するようになっています。パワーアップアイテムを取ることによって攻撃は強くなります。また、敵に近づくと剣で攻撃します。実は剣を使わないほうが強いのですが…
シューティングゲームにはありがちな「一撃で死ぬ」要素はなく、ライフが設定されているので、難易度はそこまで高くありません。
まとめ
いかがでしょうか。種類豊富なPCエンジンシリーズと個性豊かなゲームソフトの多さは、当時のゲーマーにとっては何を購入するかは非常に悩ましい環境だったのではないでしょうか。
レトログではCD-ROM2だけでなく、その他のPCエンジン系やレトロゲームも取り扱っています。レトロゲームを売りたいと考えている方は、是非レトログをご利用ください!