PS2本体の買取価格はいくら?箱・説明書なしでも売れる?
「あれだけ遊んでいたPS2なんだから捨てるのは嫌だな」
「そもそもPS2ってまだ売れるの?」
「箱・説明書なしでも買取してもらえるの?」
PlayStation2(PS2)は、PlayStationの後継機として2000年に発売されたゲーム機です。20代~40代の方の多くは、一家に一台PS2を持っていたのではないでしょうか?私は特にゲーム機でDVDが見れたことに感動を覚えています。そんなPS2も今ではレトロゲームとして取り扱われているようで、時間がすぎるのは早いと感じます。
そこで今回はモデルごとのPS2本体の買取価格についてご紹介します。
※掲載の価格は2024年9月現在の買取価格です。汚れや傷の程度により、減額の対象となる場合がございます。
- 1. PS2本体の買取価格の相場
- 2. 通常モデルのPS2本体の買取価格
- 2.1. SCPH-10000の買取価格
- 2.2. SCPH-15000の買取価格
- 2.3. SCPH-18000の買取価格
- 2.4. SCPH-30000の買取価格
- 2.5. SCPH-39000の買取価格
- 2.6. SCPH-50000の買取価格
- 2.7. SCPH-50000(ミッドナイトブラック)の買取価格
- 2.8. SCPH-50000(ミッドナイトブルー・BBパック)の買取価格
- 2.9. SCPH-50000(セラミックホワイト)の買取価格
- 2.10. SCPH-70000(チャコールブラック)の買取価格
- 2.11. SCPH-70000(セラミックホワイト)の買取価格
- 2.12. SCPH-75000(セラミックホワイト)の買取価格
- 2.13. SCPH-75000(サテンシルバー)の買取価格
- 2.14. SCPH-77000(チャコールブラック)の買取価格
- 2.15. SCPH-77000(サテンシルバー)の買取価格
- 2.16. SCPH-79000(セラミックホワイト)の買取価格
- 2.17. SCPH-90000(チャコールブラック)の買取価格
- 2.18. SCPH-90000(サテンシルバー)の買取価格
- 2.19. SCPH-90000(セラミックホワイト)の買取価格
- 3. 限定モデルのPS2本体の買取価格
- 4. PS2のソフトの買取相場は?
- 5. PS2本体はゲームショップで買取してもらえる?
- 6. 初代PSの買取ならレトログがおすすめ
- 7. まとめ
PS2本体の買取価格の相場
PS2は厚型と薄型のモデルがあり、それぞれで買取価格の相場状況が異なります。厚型の相場は完品で100~600円、薄型の相場は完品で400円~1500円程、もし箱が欠品している場合は、50~800円ほどになります。
PS2自体は世界で最も売れたゲーム機で幅広く流通し、レトロゲームの中でもまだ比較的に新しいということもあり、そこまで価値の高いものというわけでもありません。
特に厚型はPS2の中でも旧式で、薄型に比べてサイズ自体も大きいので薄型に比べて取り回しの面で劣ることもあってかあまり価値は高くありません。
PS2本体の中でもレアなモデルは買取価格が高い
しかしそんなPS2本体でもモデルによってはレアなものもあり、価値もかなり変わってきます。一例を挙げると、厚型PS2本体の「SCPH-55000 百式ゴールドパック」はその他のモデルにはない限定色ということもあり、10,000円以上で買取してもらえる可能性が高いです。
また薄型PS2本体だと、「SCPH-90000型」が機種の中でも最終モデルということもあり、それ以前の型で見られた不具合などもないので評価が高く、4,000円以上で買取してもらえる可能性が高いです。このようにPS2といっても一概に安いとも言い切れません。
通常モデルのPS2本体の買取価格
次は通常モデルのPS2本体の買取価格をご紹介していきます。
SCPH-10000の買取価格
SCPH-10000は初代プレイステーション2です。この頃はDVDを読み込むためには、DVD再生プログラムを付属のディスクからインストールし、メモリーカードに書き込んでおく必要がありました。下記の15000型も同様です。
SCPH-15000の買取価格
上記の10000型とは目立った違いはなく、DVD再生プログラムなどが入っているユーティリティディスクのバージョンがアップデートされたくらいです。
SCPH-18000の買取価格
この型からDVD再生プレイヤーが内蔵されるようになり、インストールの必要がなくなりました。DVD再生などに使用するリモコンとレシーバーも付属されるようになりましたが、それ以外は10000~15000と同様の性能です。
SCPH-30000の買取価格
10000型モデルとの違いは、HDD拡張ベイが本体裏側に設けられています。見た目部分では少し変わったという感じですね。
SCPH-39000の買取価格
PS2本体の各パーツのコストダウンを図ったモデルです。機能自体は30000型と同様。
SCPH-50000の買取価格
50000型はDVD周りの機能が軒並み強化され、様々なタイプのDVDが見られるようになりました。iLink端子の削除で一部ゲームの協力や対戦プレイが出来なくなっています。内部のファンも改善され、音が静かになっています。
SCPH-50000(ミッドナイトブラック)の買取価格
従来のブラックから半透明型のブラックになりました。機能等は据え置きです。
SCPH-50000(ミッドナイトブルー・BBパック)の買取価格
こちらは色の変更に加えて、オンライン接続に必要なPlayStationBB Unitが同梱されています。
SCPH-50000(セラミックホワイト)の買取価格
こちらはミッドナイトブラックと同様で色の変更のみです。
SCPH-70000(チャコールブラック)の買取価格
70000型以降は所謂「薄型」タイプのPS2になります。フロントローディングタイプからトップローディングタイプへと変わったり、ファンの小型化で静かになったり。HDD接続の対応はしなくなったものの、イーサネットの搭載により、ネットワーク接続自体は使えます。
SCPH-70000(セラミックホワイト)の買取価格
色以外は同じ性能です。
SCPH-75000(セラミックホワイト)の買取価格
75000型は70000型から特別に機能が変更されたなどの発表は公式ではされませんでしたが、一部のゲームソフトで正常に動作されないなどの報告がありました。考えられるのはハードウェア周りの変更でしょうか。
SCPH-75000(サテンシルバー)の買取価格
上記のセラミックホワイトと機能は同一です。こちらのサテンシルバーは2005年の11月末に発売され、年末商戦に向けた勝負の一つでした。39000型や50000型で限定的にしか発売されなかったシルバータイプですが、こちらの75000型を機にPS2のカラーの一つとして定着していきました。
SCPH-77000(チャコールブラック)の買取価格
70000型や75000型で見られた「一部ソフトの動作不具合」が改善されたモデルです。本体価格もそれに合わせて下げられています。
SCPH-77000(サテンシルバー)の買取価格
上記のチャコールブラックの色変更版です。性能に違いはありません。余談ですがシルバーは厚型のモデル時代は限定色だったんですよね。この頃には通常版の色として定着するようになりました。
SCPH-79000(セラミックホワイト)の買取価格
77000型から軽量化を図ったモデルです。性能自体に差異は見られません。この後しばらくしないうちに90000型が発売されることとなります。
SCPH-90000(チャコールブラック)の買取価格
これまで何度も低コスト化へ向けてモデルチェンジを繰り返してきたPS2ですが、この90000型が最後になります。この時点でPS3が発売されていたので当然といえば当然かも知れませんが…。デザインも若干変わり、ディスクカバー部分の境目にあったラインがなくなりました。
SCPH-90000(サテンシルバー)の買取価格
色以外の性能は他の90000型と同じです。
SCPH-90000(セラミックホワイト)の買取価格
色以外の性能は他の90000型と同じです。
限定モデルのPS2本体の買取価格
厚型モデルの中でも黒以外のモデルの買取価格です。中でもゼンブラックは50万台限定モデルということもあり、PS2の中では高額です。そのため箱なしでもある程度のお値段がつきますね。黒をベースとしたスケルトンカラーが特徴です。
SCPH-37000(オーシャンブルー)の買取価格
発売当時が2002年の7月ということで夏をイメージしたカラーに仕上がっているのがこのオーシャンブルーです。37000型に共通する特徴として、ネットワークアダプターを接続するための拡張ベイが搭載されています。
SCPH-39000(アクア)の買取価格
発売を発表した2003年1月の段階でPS2は累計で5,000万台を突破したと発表し、その記念として下記のシルバーと共に発売されました。
SCPH-39000(シルバー)の買取価格
こちらは上記の39000型のアクアと同時に発売されました。シルバータイプのPS2はこれ以降も発売されることとなるのですが、PS2でシルバータイプが発売されたのはこの39000型が初めてですね。
SCPH-37000(ゼンブラック)の買取価格
先述した37000型のオーシャンブルーと同時に発売されました。機能等はオーシャンブルーと同一です。ゼンブラックは、墨の黒色をイメージし、日本の侘び寂びを表現したと言われています。
オーシャンブルーと決定的に違うのは、PS2はスケルトンブルータイプのものが後の39000型や50000型でも発売されたのに対し、スケルトンブラックのタイプは50000型のみでしか発売されなかったことですね。
これがレアリティの向上に繋がっていると考えられます。
SCPH-50000(SAKURA)
以前の39000型で発売されたSAKURAカラーが好評だったことを受け、2004年の春季モデルとして50000型で再びSAKURAが発売されました。
次はSCPH-70000以降の薄型モデルになります。薄型モデルの場合はピンクカラーが高額ですね。シルバーの登場と共に数量限定で発売されたということもあり、箱なしでもそれなりのお値段がつきます。
SCPH-55000(機動戦士Zガンダム百式ゴールドパック)の買取価格
PS2ソフト「機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ」が同梱されています。機能は50000型と同等です。劇中に登場するモビルスーツ「百式」は金色のカラーリングで、PS2もそれに合わせてゴールドになっています。ガンダムシリーズのメカニックデザインを手掛ける大河原邦男氏がデザインした特別な縦置きスタンドも同梱されています。
SCPH-90000(シナバーレッド)の買取価格
通常の3色が発売された半年後に数量限定として発売されたモデルです。90000型の通常3色が2007年の11月で、シナバーレッドが2008年の7月発売でした。もうPS3がバリバリでソフト出している時期です。
※掲載の価格は2024年9月現在の買取価格です。汚れや傷の程度により、減額の対象となる場合がございます。
PS2のソフトの買取相場は?
PS2は大量に販売されたゲーム機なので、ゲームソフトも必然的に大量に販売されています。なので基本的には相場全体でみると買取価格は安い傾向にあります。
しかし、限定版や特典付きのゲームソフトは高額な値段で取引されています。また、限定版のゲームソフトじゃなくても権利関係などで再販の可能性が低いソフトは高くなる傾向にあります。
PS2本体はゲームショップで買取してもらえる?
PS2の本体は箱が大きいので、箱から出してしまうと捨ててしまいがちですよね。さらに購入してから時間が経つと付属品なんかもどこに行ったのか分からない、という状態でもおかしくありません。
なので多くの方が持っている本体は、箱なし、欠品状態のPS2がほとんどだと思います。そのような状態のPS2本体は、ゲームショップで買取してくれるのでしょうか?
箱なし、欠品状態のPS2本体の買取は難しい
結論から言うと、箱や説明書などのないPS2本体は買取してくれるお店はほとんどありません。これは「箱なしだと本体の状態が良くないことが多い」ことと「出荷数の多いPS2本体は広く流通されているため買取対象にしづらい」ことが理由です。
また、通常のゲームショップでは最新機種を中心に取り扱うことが多く、最新機種にシフトしていくと共にPS2の取扱いをしなくなってきます。よって最新ゲームを中心に取扱っているゲームショップは、箱なしのPS2は買取できないと思ったほうがいいでしょう。
PS2本体を買取してほしいならレトロゲーム専門店へ
レトロゲーム専門のゲームショップなら、箱や説明書のないPS2本体も買取対象です。専門店であっても箱なしのPS2本体の買取価格は完品に比べて4分の1ほどまで減額になってしまいますが、店舗で拒否されるくらいなら、お金をかけずに処分できると割り切ったほうが良いかもしれません。
初代PSの買取ならレトログがおすすめ
レトロゲーム専門店「レトログ」はレトロゲーム専門に買取を行っています。PSもレトロゲームなので、もちろん買取対象です。
また、レトログでは宅配買取での買取を行っているので、家から出ずに簡単にPS(プレステ)を売ることができます。そして他店舗とは違いたとえ値段がつかなくても受け取りを拒否することはありません。
一度、売却を検討の方は見てみてはいかがでしょうか?
まとめ
2000年代、最も多く販売されたプレステ2ですが今でもレトロゲームとしてまだまだ人気は衰えていません。
売ることを考えるとハードもソフトも市場には大量にあり、ちょっと難しいという印象も受けますが、もしかするとあなたが持っているPS2やソフトが実はプレミアである可能性もあります!一度プレステ2の買取リストを確認してみましょう。