セガフェス2019開催!メガドライブミニの収録タイトル発表!

2019年3月30日と31日にベルサール秋葉原にてセガフェス2019が開催されました。

セガを代表するクレーンゲーム「UFOキャッチャー」ブースであったり、2005年以降続編が出ていなかった「サクラ大戦」の新作の発表であったりと、様々な催しがありました。

その中でも一番の注目はなんといっても「メガドライブミニ」の収録タイトルの発表。

2019年5月20日時点では30タイトルが発表されていますので、今回はメガドライブミニで特に注目のタイトルについてご紹介したいと思います。

発表第1弾の注目タイトル

第1弾では発表前に「ぷよぷよ」シリーズの2作、「シャイニング・フォース」シリーズの2作、「ソニック」シリーズの2作をそれぞれインターネット上での投票にて決定すると発表し話題になりました。

ちなみに筆者はそれぞれ「ぷよぷよ通」、「シャイニング・フォース 神々の遺産」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」に投票しました。

今回の投票の結果、「ぷよぷよ通」、「シャイニング・フォース 神々の遺産」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」が採用されました。こういった投票形式は面白いですよね。

メガドライブミニや、この手の復刻版は「どういったタイトルが収録されるか」を予想するかが醍醐味。

本日はそんな第1弾の発表の中でも注目しているタイトルについてご紹介します。

バンパイアキラー

バンパイアキラー/メガドライブソフト

バンパイアキラーは1994年に発売された悪魔城シリーズの11作目のソフトになります。1914年勃発の第1次世界大戦のきっかけとなった事件に吸血鬼が関わる…という設定です。

難易度でいえば、これまでの悪魔城シリーズと比べると比較的抑えめにしてありますが、それでもアクションゲームの中ではそこそこ難しい部類に入ります。

悪魔城シリーズといえば、これまではファミコンやスーパーファミコンといった任天堂のハードで発売されており、このバンパイアキラー以降もPC系以外では大体任天堂のハードで発売されています。

その中でもこのバンパイアキラーはメガドライブ唯一のソフトとなっています。 メガドライブの末期に差し掛かったあたりで発売され、次世代機の動きもあり、更に公式でもプレミア品と発表しているとても貴重なソフトです。 これまで一度もリメイクがされたことのない本作が、このメガドライブミニで復活というのは驚き!

最後の戦闘で登場する謎の老婆「ドロテア」の正体が謎のままであり、様々な推測がなされていたのも懐かしい。これを機に新たなシリーズで動きがあったら面白いですね。

ガンスターヒーローズ

ガンスターヒーローズ/メガドライブソフト

ガンスターヒーローズは1993年に発売されたアクションシューティングです。帝国による破壊神の復活を阻止するため戦う2人のヒーローを操作することとなります。

プレイしてみるとコナミの名作アクションシューティング「魂斗羅」のようなゲームに見えます。しかしこのゲームの真骨頂は「派手に動き回ること」にあります。魂斗羅ではジャンプと射撃ぐらいですが、このガンスターヒーローズはそれ以外にも投げ技やスライディング、三角跳びなどのアクションがあります。

とにかく派手に動き回ることで、魅せるプレイができるのが本作の特徴です。敵を投げてから射撃するのは見た目的にはかなり気持ちいいですね。それに加えて敵が多数出現するので、とにかく派手に動いて撃ちまくるプレイスタイルになってきます。多彩なアクション性とシューティングの爽快感を見事にマッチさせた作品です。

開発は後に様々な作品を生み出したトレジャーです。このガンスターヒーローズはトレジャーの第1作目のゲームになります。セガのハードで様々な良作を生み出すトレジャーが評価されたのはこの作品からだと思います。

ガンスターヒーローズはゲームギアやPS2、3DSなど様々なハードでリメイクされています。改めて収録が決定し、本作の人気の高さが伺えますね!

レンタヒーロー

レンタヒーロー/メガドライブソフト

レンタヒーローは1991年に発売されたRPGです。タイトルにヒーローとつくので、王道もののゲーム…かと思いきやその中身はなかなか奇抜な設定ばかりです。

まず主人公はヒーロースーツであるコンバットアーマーを装着して戦うのですが、これがまた斬新で「SECAという企業からレンタルしている」という設定。貸付料も当然発生し、しばらく使用していると支払期限が迫ってきます。主人公も手に入れたくて手に入れたわけではなく、手違いで手に入れてしまいました。なんともシビアな…

そしてこの手のヒーロー物ではヒーロースーツの動力源は未知のエネルギーといったオーバーテクノロジーだったりするのですが、このコンバットアーマーは乾電池が動力というなんともガッカリな設定です。

本編で主人公はSECAから様々な依頼を受けるのですが、初めのうちはこれがまたヒーローがやるにはなんともスケールの小さいものばかりです。ラブレターの配達、出前の手伝い、デパートのヒーローショーの出演などとてもヒーローがやる仕事ではありません。しかしこうした仕事をこなしていくことで有名になり、悪の組織と戦う、謎のロボットとの戦いなど、本当のヒーローとなっていきます。

その他にも様々な作品のネタやパロディが散りばめられており、他のゲームでは味わえない独特のノリが特徴です。

レンタヒーローはドリームキャストで「レンタヒーローNo.1」としてリメイクされています。その他にも2018年には舞台化もされています。筆者としてはある意味で一番注目しているタイトルだと思っています。是非この独特のノリを味わってほしいですね。

最後に

今回は第1弾発表のうち3つのゲームについてご紹介しましたが、その他のタイトルも秀逸な作品ばかりです。

ちなみにセガフェス2019ではメガドライブミニの試遊も行っていました!

既に第2弾、第3弾の発表もされていますが、残りのタイトルも何になるか気になりますね。